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データサイエンスで未来を描く!NIIGATA NEXT VISION LAB 開催レポート

2025年11月2日、新潟県内の様々な学校から探究心あふれる学生たちが集まり、NIIGATA NEXT VISION LABのイベントが開催されました。会場は楽しくワクワクした雰囲気に包まれ、データサイエンスと探究・STEAM教育をテーマに充実した一日となりました。


(写真左:頓所課長・写真右:当日司会 一般社団法人STEAM JAPAN 廣部)

基調講演で広がる、データサイエンスの世界
基調講演では、「データサイエンティストとは?」「AIとは何?」といった身近な問いから始まり、データサイエンスの奥深い世界へと話が広がりました。講師の本田さんは、AIがどのように人の代わりをし、どんな分野で活用されているのかを、実例を交えながらわかりやすく紹介。質疑応答では、「人間とAIの違いは?」「人間にしかできないことって何?」といった質問が次々と飛び出し、会場は活発な雰囲気に包まれました。


講演の後は、実践的なミニワークの時間。「データサイエンスをやってみよう!」をテーマに、参加者たちは実際にデータ収集に挑戦しました。データの集め方についての注意点も学びながら、自分のテーマに合わせたデータ収集を実践していきました。
ワークショップでは、未来を創るアイデアを形に
午後のセッションでは、参加者たちは二つのチームに分かれ、それぞれ異なるテーマのワークショップに挑戦しました。
「生成AI ✕ 新潟-人材不足に挑む」コースでは、講師の本田さんのもと、新潟県が抱える人材不足の問題をテーマにディスカッションを実施。「新潟ではどの分野で人材不足が起きていると思う?」という問いをきっかけに、各テーブルで活発な意見交換が行われました。農業や林業、清掃業などの現状に触れながら、生成AIを活用して課題をどう解決できるかを話し合い、チームごとにユニークなアイデアをまとめ上げていきました。


「未来の学校を描こう!」コースでは、講師の金子さんと実際の学校データをもとに、理想の学校像を考えるワークショップを展開。「学校で感じるモヤモヤ」を出発点に、現状と“ありたい姿”のギャップを探りながら、チームごとに“未来の学校”のビジョンを描いていきました。


イベントの最後には、各ワークショップの代表チームが成果を発表。生成AIを活用した地域課題の解決策や、理想の学校づくりの提案など、どの発表にも新しい視点と情熱が光っていました。クロージングでは新潟県教育委員会の小山指導主事から温かいメッセージが送られ、参加者全員に修了証が授与されました。


次回「NIIGATA NEXT VISION FESTA」開催のお知らせ
次回イベントは、アオーレ長岡にて12月26日に「NIIGATA NEXT VISION FESTA」の開催を予定しています!今回のイベントで芽生えた探究心と、新しい仲間とのつながりを、さらに深める機会となるよう準備中です。新潟県の皆さん、ぜひまた12月に会いましょう!

