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アイデアがつながり、新潟の未来が動き出す!NIIGATA NEXT VISION FESTA 簡易レポート

2025年12月26日、新潟県教育委員会が主催する「新潟県探究・STEAM教育推進事業 NIIGATA NEXT VISION FESTA」が開催されました。本イベントは、県内各地の高校生が一堂に会し、日頃の探究活動の成果を共有するとともに、データサイエンスやSTEAMの視点から「新潟の未来」を考える一日です。会場には生徒たちの熱気と期待感があふれ、まさに「アイデアがつながり、新潟の未来が動き出す」時間となりました。

データと探究が未来への視点をひらく

午前のプログラムは、新潟県教育庁高等学校教育課の頓所課長による挨拶を皮切りに、2名の特別講師によるインスピレーションセッションからスタートしました。データサイエンスの第一線で活躍する研究者による講演では、データを「集めること」そのものではなく、「何のために使うのか」「どんな問いを立てるのか」が未来を左右するというメッセージが語られました。

参加した高校生からは、「AIと人間が対立するのではなく、AIを使える人と使えない人の差が生まれる、という話が印象的だった」「高校卒業後も大切にしたい考え方だと感じた」といった声が寄せられ、データサイエンスを“遠い専門分野”ではなく、自分ごととして捉えるきっかけとなった様子がうかがえました。

新潟県教育庁高等学校教育課 頓所課長による挨拶
新潟県STEAM教育推進コーディネーター井上 祐巳梨による挨拶
慶應義塾大学環境情報学部 安宅和人教授による講演
東京大学大学院情報学環・東京大学生産技術研究所 大島まり教授による講演

高校生による探究ステージ発表・ポスターセッション

続く探究成果発表では、8校の生徒がステージに登壇し、それぞれの探究テーマについて発表を行いました。身近な地域課題や社会の疑問を出発点に、データや調査を重ねてきたプロセスが語られ、会場からはリアルタイムで応援や質問のコメントが寄せられました!

ステージ発表の様子
会場から寄せられたコメントの一部

参加者からは、「他校の探究テーマがとてもユニークで刺激になった」「発表の構成やスライドの工夫が勉強になった」といった感想が多く聞かれ、互いの探究から学び合う時間となりました。
その後のポスターセッションでは、発表者と参加者が近い距離で対話しながら探究内容を深掘り。「初めて会った人と議論し、視野が広がった」「自分の学校では知ることのできない研究に触れられた」といった声から、学校の枠を越えた学びの場が生まれていたことが伝わってきます。

ポスターセッションの様子

データや情報をもとにアイデアを形にするワークショップ

午後は、テーマ別に3つの体験型ワークショップが実施されました。いずれの会場でも、生徒たちは初対面のメンバーとチームを組み、データや情報をもとにアイデアを形にしていきました。

参加者からは、「AIを初めて使ったが、想像以上に表現の幅が広がった」「知らない人と協力することで、自分の強みや役割に気づけた」「新潟の産業や地域について、初めて深く考えることができた」といった声が寄せられ、体験を通して得られた気づきや自信が印象的でした。

ワークショップA:生成AIで“住みたい新潟”の未来戦略を描こう!講師 ジューストー沙羅氏
ワークショップB:知られざる新潟のファクトから未来を創出! 講師 岡本 尚也氏
ワークショップC:燕三条のモノづくりを世界へ!講師 齋藤 和也氏

閉会イベントでは、各ワークショップの代表チームが成果を発表し、講師からのコメントとともに一日を振り返りました。生徒たちが語る言葉からは、「今日の学びを学校に持ち帰り、さらに探究を深めたい」という前向きな意志が感じられました。イベントの感想からは「自分の強みを見つけることができた」「社会で必要な力を実感できた一日だった」といった声が並び、本イベントが単なる発表の場にとどまらず、次の一歩につながる体験となったことが伝わってきます。

代表チームの発表の様子
新潟県教育庁高等学校教育課 小山指導主事による閉会の挨拶

NIIGATA NEXT VISION FESTAは、高校生一人ひとりの探究とアイデアが交差し、新潟の未来を多角的に描き出す場となりました。小さな問いや気づきが、誰かとつながり、次の行動へと発展していく。この日生まれた学びと出会いが、これからの探究や地域の未来へと、確かに広がっていくはずです。新潟県における探究・STEAMのこれからに、県内の皆さんも、全国の皆さんも、ぜひご注目ください。