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燕三条のものづくりに触れ、”伝える力”を磨く!探究・STEAM課題研究体験講座「NIIGATA STEAM BASE」②(デザイン×ティンカリング)開催レポート

令和8年8月5日(水)、ミライエ長岡にて、探究・STEAM課題研究体験講座「NIIGATA STEAM BASE」の2日目、テーマ「デザイン×ティンカリング」が開催されました。前日の”データを読み解く”学びから一転、この日は”ものづくり”と”伝える”をキーワードに、燕三条の匠の技に触れながら試行錯誤する1日となりました。
失敗から学ぶ——ペーパータワーとものづくりのまち・燕三条
県教育庁高等学校教育課の小山指導主事の開会挨拶では「失敗を恐れず挑戦してほしい」とのメッセージが送られました。
続いて、今回のプログラムの全体設計・ファシリテーションを担当する安里研太さん(以下、安里さん)と、燕三条のものづくり企業・宮﨑製作所の宮﨑絢子さん(以下、宮﨑さん)が講師として紹介されました。お二人からは、分業体制による燕三条の高度なものづくりの強みと、”良い製品なのに魅力が伝わっていない”という発信課題が共有されました。

安里さん自身の「プチ失敗談」の共有からプログラムがスタート。続いて、生徒や教職員がA4用紙11枚だけを使い、できるだけ高いタワーをつくる「ペーパータワー」に挑戦しました。限られた材料の中で、まずやってみる、うまくいかなければ工夫する——試行錯誤しながら形にしていく「ティンカリング」を体感するワークです。

“機能”を”ベネフィット”に翻訳する——宮﨑製作所の鍋づくりに学ぶ
参加者は宮﨑製作所の鍋やフライパンを実際に手に取り、他社製品との厚みや質感を比較しました。宮﨑さんからは、内側にネジが出ない衛生設計、三層構造による腐食防止、15年保証・想定使用年数40年など、”長く使われるためのものづくり”のこだわりが語られました。

続いて宮﨑さんは、「食洗機対応」という機能を例に、”手洗い不要→家族との時間が増える”というように機能をベネフィットに翻訳する考え方を紹介。参加者はiPhoneの8倍ズーム機能なども参考にしながら、”誰に何を伝えるか”を意識したキャッチコピーづくりに挑戦しました。

写真とキャッチコピーで魅力を発信!成果発表とクロージング
各チームは「誰に、どんな魅力を届けたいか」を考えながら担当製品を選び、撮影する角度や背景、小物の使い方などを工夫して製品写真を撮影。考えたキャッチコピーと組み合わせ、一つのSNS投稿として仕上げました。


「三条の製品を多くの人へ」「輝く最高のワンショット」「家族の食事の思い出」など、チームごとに異なる切り口で製品の魅力が発表されました。制作した写真・コメントは宮﨑製作所のWebサイトやSNSで広報活用に利用されるかもしれません。会の結びに、参加者全員に修了証が授与され、2日目の幕を閉じました。
3日目(8/29)は芸人や若手起業家との対話イベント「ストーリーテリング」を予定しています。データで新潟を知り、ものづくりで伝える力を磨いた参加者たちが、次はどんな”語り”を見せてくれるのか——ぜひまた8月29日に会いましょう!
